この記事で分かること
- データを見る本当の目的
- 公開後に最初に見るべき数字
- 数字から何が分かるのか
- 見つけた弱点をどう改善につなげるか
記事を公開したあと、順位が伸びないと不安になります。
でも、そこで「なんとなく足りない気がする」と直し始めるのは危険です。
リライトで失敗する人の多くは、
原因を見ないまま本文をいじっています。
そこで必要になるのが、データです。
データを見る目的は、細かい数字に詳しくなることではありません。
どこが弱いのかを切り分けて、直す場所を間違えないことです。
この記事では、初心者でも迷いにくいデータの見方を、やさしく整理します。
データの見方とは「記事の弱点を勘ではなく数字で見つけること」です
データの見方とは、
公開した記事の状態を数字で確認して、
どこに問題があるかを見つけることです。
ここで大事なのは、
数字を眺めることではありません。
本当にやるべきなのは、
数字を見て、原因を切り分けることです。
たとえば記事が伸びないときも、
- そもそも表示されていないのか
- 表示はされるのにクリックされないのか
- 読まれても途中で離脱されているのか
- 読まれているのに次の行動につながらないのか
で、直す場所は変わります。
勘でリライトすると空振りしやすい理由
記事が伸びないと、ついやりたくなるのが
- とりあえず文字数を増やす
- なんとなく見出しを足す
- AIに書き直させる
- キーワードを増やす
こういう修正です。
でも、原因が分からないまま直すと、
当たっていない場所を何度もいじることになります。
だから、先に必要なのは修正ではなく
原因の特定です。
公開後に最初に見るべきなのは「表示」「クリック」「行動」の3つです
初心者が最初から全部の数値を見る必要はありません。
まずは次の3つだけで十分です。
1. 表示されているか
まず確認したいのは、
その記事が検索結果に出ているかどうかです。
表示回数がほとんどないなら、
そもそも検索結果で見つけられていない可能性があります。
この場合は、
- 狙ったキーワードがズレている
- 競合が強すぎる
- タイトルやテーマの切り方が広すぎる
といった原因が考えられます。
2. クリックされているか
次に見るのが、
表示されているのにクリックされているかです。
表示回数はあるのにクリック率が低いなら、
読者は見つけてはいるけれど、選んでいません。
この場合は、
- タイトルが弱い
- ディスクリプションが弱い
- 検索意図に対して魅力が薄い
といった原因が考えられます。
3. クリック後に行動しているか
最後に見るのが、
記事を読んだあとに読者がどう動いたかです。
たとえば、
- すぐ戻っていないか
- 最後まで読まれているか
- 次の記事や商品ページへ進んでいるか
ここを見ると、
本文や導線の弱さが見えてきます。
Search Consoleでは「表示回数・クリック率・順位」から見ると分かりやすいです
表示回数を見ると「そもそも見つかっているか」が分かります
表示回数が少ないなら、
検索結果で戦えていない可能性があります。
この場合は、
- キーワードの選び方
- タイトルの方向性
- 記事テーマの切り方
を見直す必要があります。
CTRを見ると「選ばれているか」が分かります
CTRは、検索結果に出たときに
どれくらいクリックされたかを見る数字です。
ここが低いなら、
読者の目に入っても選ばれていません。
この場合は、本文より先に
- タイトル
- 導入で約束していること
- 検索意図との一致感
を疑ったほうがいいです。
平均順位を見ると「あと少しで伸びる記事」が見つかります
順位が極端に低い記事より、
少し上げれば伸びそうな記事のほうが改善しやすいです。
たとえば、
- すでに表示はされている
- 順位が中途半端
- クリック率も弱い
こういう記事は、
小さな修正で伸びることがあります。
GA4では「読まれ方」と「次の行動」を見ると改善しやすいです
Search Console が「検索から入る前」の数字だとしたら、
GA4 は「入ったあと」の数字を見る場所です。
読まれ方を見る
ここで見たいのは、
読者が記事を開いたあと、ちゃんと読み進めているかです。
たとえば、
- 冒頭で離脱していないか
- 読み進める前に戻っていないか
- 長い記事で途中離脱が多くないか
ここが弱いなら、
導入文や見出しの流れ、読みやすさに問題がある可能性があります。
次の行動を見る
もう1つ大事なのが、
読者が記事のあとにどこへ行ったかです。
- 関連記事へ進んだか
- 攻略ルートへ戻ったか
- 武器屋へ進んだか
ここが弱いなら、
本文そのものより
導線やCTA が弱い可能性があります。
数字を見たら「どこを直すか」を1つに絞ることが大事です
ここはかなり重要です。
数字を見ると、いろいろ直したくなります。
でも、それをやると改善の効果が分かりにくくなります。
1回の改善で直す場所は1つで十分です
たとえば、
- CTRが低い
→ まずタイトルを直す - 冒頭離脱が多い
→ まずリード文を直す - 最後まで読まれても動かない
→ まずまとめ文とCTAを直す
このくらい絞ったほうが、
改善の効果が見やすいです。
全文を書き直す前に「弱点だけを補強する」ほうが効率的です
これはかなり大事です。
多くの場合、弱い記事も
全部がダメなわけではありません。
- タイトルだけ弱い
- リード文だけ弱い
- 独自性だけ足りない
- CTAだけ弱い
こういうことが多いです。
だから、まずは弱点だけを直すほうが効率的です。
データを見ても改善が進まないときは「数字→原因→修正」を1行で書くと整理しやすいです
数字を見ただけでは、
改善につながらないことがあります。
そんなときは、次の形でメモするとかなり整理しやすいです。
基本のメモ型
- 数字:____
- 分かること:____
- 直す場所:____
例
- 数字:表示回数はあるのにCTRが低い
- 分かること:検索結果では見つかっているが、選ばれていない
- 直す場所:タイトルとディスクリプション
- 数字:記事は読まれているのに回遊が少ない
- 分かること:内容は悪くないが、次の行動が弱い
- 直す場所:まとめ文とCTA
この形にすると、
勘ではなく、改善の筋道が見えます。
データを見るときにやりがちな失敗は3つあります
1. 数字だけ見て満足する
これはかなり多いです。
データを見ること自体が目的になると、
改善が進みません。
大事なのは、
見た数字から「何を直すか」まで決めることです。
2. 悪い数字を見るたびに全部直す
不安になると、
タイトルも本文も見出しもCTAも全部触りたくなります。
でも、それでは
何が効いたのか分からなくなります。
まずは1か所で十分です。
3. 自分に都合のいい数字だけ見る
たとえば、表示回数だけ増えて安心する。
あるいは順位だけ見て満足する。
でも、本当に大事なのは
その数字が読者の行動につながっているかです。
読まれる改善は「勘」ではなく「切り分け」で進みます
ここがLv11のいちばん大事なポイントです。
記事が伸びないとき、
感覚でいじると消耗しやすいです。
でも、
- 表示の問題か
- クリックの問題か
- 本文の問題か
- 導線の問題か
を分けるだけで、かなり楽になります。
データの役割は「正解を教えること」ではありません
ここも大事です。
データが直接
「ここをこう直せ」と言ってくれるわけではありません。
でも、
どこを疑うべきか は教えてくれます。
それだけでも、勘で振り回すよりずっと強いです。
迷ったら、この5項目だけ見れば十分です
公開後にどこを見ればいいか迷ったら、
まずは次の5つだけ確認してください。
- 表示回数はあるか
- クリック率は低すぎないか
- 順位は伸びしろのある位置か
- 読者は途中で止まっていないか
- 最後に次の行動へ進んでいるか
この5つだけでも、
かなり改善の方向が見えます。
今日のクエスト:1記事だけ選んで「数字→原因→修正」を書いてみましょう
ここまで読んだら、今日やることは1つです。
今ある記事を1本だけ選んで、
次の3つを書いてみてください。
- 数字:____
- 原因:____
- 修正:____
たとえば、
- 数字:表示回数はあるのにCTRが低い
- 原因:タイトルが弱い
- 修正:タイトルの約束と具体性を強める
この形で書ければ、
改善はかなり進めやすくなります。
この記事の要点まとめ
- データの見方とは、記事の弱点を数字で見つけること
- 最初は「表示」「クリック」「行動」の3つを見ると分かりやすい
- Search Consoleでは、表示回数・CTR・順位から原因を切り分けやすい
- GA4では、読まれ方と次の行動を見ると改善しやすい
- 改善では、全部を直すのではなく、弱点を1つだけ狙うほうが強い
次にやること
数字で弱点が見えたら、次はいよいよ実際の修正です。
ここで大事なのは、全部を書き直すことではなく、弱点だけを研ぎ直すことです。